2010年02月03日

2010年2月3日 更新記事

・兵庫の「くるみ割り人形」関連
@くるみ割り人形 感想@
Aくるみ割り人形 感想A
・・・・2010年1月30日 兵庫芸術文化センターで行われた
マールイの「くるみ割り人形」の感想です。
Bマールイ・ダンサー・アンケート・トップページ
・・・・最新はマルティナさんのアンケートです。
C「白鳥の湖」 兵庫公演 キャスト
・・・千秋楽 2010年1月31日 マールイの「白鳥の湖」のキャストです。
Dボヤルチコフ版、全てが懐かしいです
・・・千秋楽前夜から開演前のぐだぐだ〜な思い
E「白鳥の湖」千秋楽感想@
posted by おロシア人 at 23:59| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マールイ 「白鳥の湖」 2010年1月31日 兵庫公演 感想@

     レニングラード国立バレエ
−ムソルグスキー記念/ミハイロフスキー劇場−
          「白鳥の湖」
          全3幕4場

2010年1月31日(日)15:00開演
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

観た場所:右サイドブロック2階D20番台
前日のくるみより一つ後ろの席。
家庭教師が死角な位置。。。。

これまであまり触れてこなかったですが、リバルコさんの指揮。
こと、白鳥の湖の音楽の速度としては、
ダンサーが踊りやすいかどうかともかく、
(たまに音楽においていかれている人もいたから)
怒涛モード時のアニハーノフさんに近いような近くないような、
けっこう好きなタイプです。
ことごとくタイミングを狂わされていた、去年のアントンのトロワのソロの出みたいな不幸もあまりなくて、
ハンプティダンプティとまではいかないものの、
チェコの人形アニメーションに出てきそうな、
なんとも愛らしい風貌がちょっと好きかも。。。。。

1幕と3幕の開始のときは客席へのお辞儀も深々と、ですが、
2幕のときはさくさく出てきていきなり指揮棒をズカーンと振り下ろす、
それはもう、楽章と楽章の合間にぎぃぎぃ調弦をして、観客の余韻にお構いなく演奏を続けるダヴィッド・オイストラフのライヴ映像みたいですわー。


んが、指揮はいかに好みであろうとも、肝心のオーケストラが日によって、
「。。。。。。。」どうにもコメントのしようの無い日もあったりで、
プピぃとかガスっと来た日にゃあ、ああた、ガクっともしますわなー。

それでも人間慣れというのはおそろしい。
昨年のアニハーノフさんロスからくる「もうこんなのイヤ!」状態を経験した後だと、それより酷いのなんてないだろう、という境地なのか、
もともとのハードルが低くなってしまったのか、
多少難ありでも、諦観してしまうものなんだなあと。

それやこれやで、何度かこの千秋楽でも、オケの音はたまにやらかしてはいたのですが、
さすがに音響にも気を使った美しいホールだけあって、
ええ、音色はですね、まろやかでよかったんじゃないかな〜と思います。


第1幕 第1場
幕があがって赤い貴族たちの登場。
前日に引き続き、マスロボエフやモロゾフの丁寧な踊りに好印象。
なんだかんだいって、彼らは大事なところではビシっと決めてくれて頼もしい存在ですね。
サーシャ(オマール)もこの1幕がこの来日ツアーの見納めなので、
じっくり見させていただきましたが、上手側では良い子にしていたんでしょうか、そこらへんは見えなくて(苦笑)。
こう、、、、彼は舞台にいるのがたぶん楽しいんだと思うのですが、
大きなお目目でキョロキョロしたり、時々「休め!」じゃないですが、足開いて立っていたり、、、、それが気になるんだよなあ。

マラーホフさんの家庭教師、この日はプハチョフ王子、トロワの3人も「演技の応酬」のし甲斐がありそうで、ついつい色々期待も高まります。

プハチョフのジークフリート王子登場。
2階にいるからか、拍手もとても大きく反響して感じられました。
わたしの周りの方々も、とても熱心に拍手を送っておられて、
なんとなくじ〜ん。。。。
この王子なら、オディールに心を惑わされてしまっても、
「そういうこともあるよね、うん、許してあげようよ」と思わせる信頼感がありますね。臣下もついていくことでしょうよ。
ニコライだと「ばかー!廊下に立ってろ〜!今月はおやつ無し!」なんですけども。。。。。
(なんとなくイメージは「ギター弾きの恋」のショーン・ペンがおやつ無し指令に文句ぶうぶうな感じ)

ワルツは全体をきちんと見るよりも、
一人一人のダンサーをしっかり目に焼き付けようと目で追いかけていました。
御贔屓さんたちはみなさま丁寧に踊っていたように思います。
今度の衣装はどうなるんだろう、とか、
椅子や花かごはなくなっちゃうのかな〜、とか、
ここの4組のソリストはどうするんだろう〜、とか思ったり。
そしてリボンの出てくる仕掛けポール。
ツアーが進むにつれて、リボンをちゃんとつかめなくなっていったり、
神奈川では登場からしてリボンが大崩壊してたり、
リボンにからまった人もいたり、
仕掛けが不発だったりいろいろありましたが、
この日はきれ〜いにパーっとリボンが垂れてくれました。
ま、やっぱり、リボンつかめなかった組がいましたけれどもね。。。

このワルツのあたりから、ハンカチが手放せなくなりました。

王妃さまたちの登場で、身だしなみチェックする王子と
「大丈夫でございますよ」の家庭教師。
上着をちゃちゃっと直すだけなのはニコライとアンドリューシャで、
プハチョフはカフスのあたりもチェックします。
それにしても、プハチョフ、白が似合うのはいいんですが、
絶対にシヴァコフのトロワの衣装の方が王子っぽいよね。。。

アンナさんたちの王妃様の御付きに続いてマルチナの王妃様登場。
ちょっと前までは眠りはオシポワ、白鳥はマルチナ、という感じだったけども、
去年からずーっとマルチナは王妃様皆勤ですね、オツカレサマです!
この方の立ち居振る舞いはとても美しくて大好きです。
座っていても、目茶苦茶綺麗なんですから!

パ・ド・トロワはスーシャ(シェスタコワ)とイーラ(コシェレワ)とシヴァコフ。
豪華な組み合わせです。
わたし、何故かてっきりロマチェンコワとプロームだと信じきっていていました。
で、できたらオーリャも最後に観たいなあと、何となく。
ヤフニュークもサビーナも踊らないよ〜と言ってたし、和歌山ではシヴァコフだったから、そろそろナスチャ&アントンでしょう、と。

またスーシャのとろけるようなトロワを見られると思っていなかったので、
ちょっと嬉しい。
いや、ボヤルチコフ世代の誰がここにきても、きっとこの千秋楽では納得というか、嬉しかったと思いますけどね!

ちょっとイーラはお疲れなのかなあ、と感じましたが、彼女も最後に観られて嬉しいです。
(前田バレエの客演でまた来日するまでに、体調を整えてベストな踊りを期待します!ラリチェワと一緒に来るはずだし、きちっとリハーサルできると思いたいです。)

シヴァコフは和歌山よりは踊りも良かったとおもいます。
クリギナやティッカとよりは、全然踊りやすそうでした。
彼女たちとも「よし!俺について来い!」みたいな感じで踊れたらいいのになあ〜、これからに期待かな〜。
アントンが彼女たちと踊ると、これまた別で、、、、
なんか、「先生と生徒」「大学生のお兄ちゃんと付属中学の女の子」みたいな感じです。。。
わたしが見た彼のトロワは相模大野と和歌山、兵庫でしたが、相模大野の踊りが一番よかったかな?演技はやはり和歌山、兵庫でのプハチョフとの絡みが良かったと思いますし、兵庫はイーラとスーシャだから、4人と家庭教師のやりとりもいい雰囲気でした。

スーシャは、ほ〜んとに、はぅあ〜、可愛かったですねえ。
ず〜っとにこにこ微笑んでいて。。。。。。
とろけるようでした。ハナヂものなのは相変らず。
わたしはスーシャのファンだけども、つい、思ってしまうのは、
ガムザッティや映像のミルタの凍りつくような冷たさや、
舞台で自分の出来が悪い時のおっかない顔だとか、
ハリコフさんという指揮者がよく音のタイミングをことごとくはずすたびにギロリとにらむところとか、、、、、
そういう「冷たい」ところ、そういうものを彼女は確かに持っている人だと思うのですね。(性格的に根性が悪いとかどうとかではなくて)
で、わたしはスーシャの極上の踊りに接するといつも心の中で
『昔々あるところに踊りの上手なお姫様がいました。
お姫様は、ふつうの女の子としての、優しい心や幸せと引き換えに
その美しさと踊りの上手さを選びました』
などという筋書きをつらつら思い浮かべてしまうんです、はい。
(あ、勝手な妄想なので)
それは、水溜りにパンを置いて、それを踏みつけて汚れないようにわたった、
御伽噺の女の子のようなイメージで、
(だからあくまでも妄想ですから、そしてわたし、ほんとに彼女が大好きなのよ!)


人間、何かを犠牲にしなくては、ある種の芸術的な高みにはいけないのかもしれないんだよね

って、彼女に対しては思ってしまうのですね。
(もちろんそういう人ばかりではないのはわかっているし、
彼女がそういう人だと決め付けるわけではないですよ)

な・の・で・す・が!
さんざんここまで書いときながらも、

こうやってハナヂモノのトロワや、お砂糖のようなオーロラ姫を見ますと、
『神様は全ての幸せと引き換えにバレエを選んだ女の子に、温かい心を残してくれました』と、思ってしまいます。

だって、、、、可愛いんだもん。。。。。。
白旗っすよ。。。。

スーシャがお花を家庭教師に放り投げるのは、見るたび、キャッチが上手くいったところを見たためしがないのですが、この日はふつうにマラーホフさんに手渡ししていました。
お花を大事そうに愛でるマラーホフさんがツボ。
植物をこよなく愛するじいやでした。

マラーホフさんの家庭教師、本日も晴天なり、素晴らしかったですね〜。
濃さは8割くらい。(投げキスは2回。)
メンバーがハイレベルだから、このぐらいの濃さがちょうど良いかと思われます。
彼のスペインが観られなかったのは、ちょっと残念ですが、
連日の素敵な家庭教師にスパシーバです!

乾杯の踊りのときの上手でのお芝居はあまりにも見えなさすぎなので、
ずっと赤い貴族を観ていました。
(ここでの貴族たちとトロワのアンサンブルはどのように変わるんでしょうね。
道化が入ってくるから、トロワ自体も激変?)

みんなが手をつないでバイバイするところ、オーリャがここにいれば、
家庭教師と一緒に「王子、王子、王子〜〜〜〜、カモーン!!」となるのですが、今回はそれはなし。マラーホフさんだけ。

あーあ、1場終わっちゃったな〜。。。。。
寂しいな〜。。。。。

感想Aに続きます)
posted by おロシア人 at 19:25| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボヤルチコフ版「白鳥の湖」の卒業式

30日の夕暮れ時、
くるみ割り人形を観たあとの出待ち、けっこうお行儀の良い長めの行列になっていました。
おお、さすがはペレン人気!と思ったら、中ホール?だかなんだか、別のアーティストの出待ちの列でした。。。あはは。

その出待ちの際に、サーシャ(オマール)から「明日は踊らない」と言われ、
「でも1幕は出るよね!」と念を押し、、、
結局サーシャのスペインの踊りは千秋楽では観られないと判明。

ひよえー。。。。。
横にいる人(サーシャ命)のがっかり感 +殺気がこわいアタクシでした。

この時点ではまだ
「ローテーションからいってカシヤネンコとモロゾフだろう。
ミーシャはハンガリーだよね。
ミーシャとマックスだったら年功序列でマックスだろうけども、
セミヨノワがいるし、セミヨノワはきっとハンガリーだろうから!」
などと思ってはいたんですけどもね、当日あんなことになるとはねー。
びっくりよ。

うーんと、千秋楽のロットバルトがツァルだと聞いていましたし、
ハンガリーをエレナ&ローマが踊らないので、
そうしたらば、そうねえ、ミーシャでハンガリーかな?と。
セミヨノワがくるみで東洋の踊りのソリストをやったのと、
マックスがドロッセルマイヤーを踊ったのとで、
スペインにニーナが入ると思ってしまったのよね〜。




その後いろいろ楽しいひと時をファン仲間さんたちと過ごし、
ホテルに戻って、バタンキュー。

起きたら3時!(←毎朝の起床時間)
ほわー、まだダンサーへの最後の手紙を書いてなかった!

まるでテスト前日の学生のような寝オチ。。。。。

明け方から午前中はずーっと手紙を書いていました。
まあ、短いメッセージでなるべく済ませようというダンサーは良いのですが、
それなりに親しくしている方への手紙を書くとなると、涙がボロボロ出てきて、実に困りました。
ボヤルチコフ版を観るのはおそらくこれがが最後だということ。
日本のファンの多くの人がこの演出にとても愛着があること。
わたしとマールイの出会いは1991年の来日からだけど、そのときにいたダンサーはほとんど残っていないということ。
それでもその頃の王子を踊っていたダンサー(ユーリ)の息子さんもその奥方も今ではバレエ団の中堅なんだということや、その頃に入団した人たちがベテラン・ダンサーとして今回も来日していること。
来日していても、本来自分が踊るべきポジションにはいない人のこと。
ロシアでお留守番しているボヤルチコフ世代のダンサーたちのこと。

いろんなことを思い出し、泣いては書く手を止めて、プレゼントのリボンを結んだり、また手紙に戻ったり。。。。

スヴェトラーナもリュドミラも美しい白鳥でした。
最も愛するバレリーナの一人、リュドミラ・セメニヤカがゲストとして参加していなかったら、
わたしとこのバレエ団との出会いはなかったと思います。

小柄なセメニヤカに対して、実に大きくて、顎がはずれるくらい衝撃的に格好良かったソロヴィヨフのロットバルト。それから数年間しばらくは彼以外のロットバルトには満足できませんでした。

若い若いこちらが恥ずかしくなるくらい綺麗な王子様だったキリルと、
働き盛りだったユーリ。
どちらもパートナーを美しく見せることにかけては天下一品でした。

静岡で踊ってくれたイリーナ・ニーロワも好きなバレリーナでした。
彼女の丁寧な役作りはとても好感がもてました。

そして最初にこのバレエ団で大好きになったバレリーナがイリーナ・キルサノワとナタリア・ニキチナでした。なんて温かみのある優雅なバレエなんだろう、こういう上半身の動きがどうしてできるんだろう、って、本当に驚きました。

舞台で何をやっていても、どうしても目が行くダンサーがクリギンとリャヴコフでした。

キリルが踊るところはもしかしたら、まだ観るチャンスがあるかもしれません。
でも他の人たちはみなさん現役を退いてしまいましたからね。。。
(クリギンがバレエ団に残ってくれたのは奇跡のようなものです。
こればかりは運命というか、神様に感謝してもしきれないです。)

さすがに20年見続けているとたくさんの出会いと別れがあります。
世代交代だってありましたし、移籍でのお別れもありました。
ダンサーよりももっと寿命の短いフィギュアスケーターとも接していますし、
怪我や病気でリタイヤしていく選手も多く見てきました。

だからといって、そういう別れのさみしさに慣れていて「ナンダソウカ」とやり過ごせるというわけではないです。
ただもう、自分ではどうしようもない、受け止めるしかできない時間の流れに、
一喜一憂するしかないんです。

ペレストロイカ以降、雨後の筍のように、日本ではロシア系のバレエ団の来日公演がひっきりなしでした。
そんな中で、マールイのみんなと出会えたのは、とても幸運だったと思います。

もしセメニヤカがゲストで出ていなかったら。
もしわたしが子供の頃から夢見ていた、
「自分の劇場のオーケストラと自分のところの指揮者と一緒のバレエ団を観る。レパートリーだとか、持ち役だとか、そういった言葉が当たり前に存在する世界に浸る」というものと、マールイのありようが一致していなかったら、
そしてユーリとイーラとナターシャとソロヴィヨフとクリギンとリャヴコフがいなかったら、
ここまで続けて観なかっただろうし、

今の中堅さんやごひいきさんたちが、昔の彼らの良さを継承していなかったら、
ずっと好きでい続けられたかわからない。

そんなことを考えると泣けて泣けてしかたなかったし、

ツアー中のダンサーのコンディションの良い時悪い時や、
彼らのあの日の良かったところ、もうちょっと頑張れよなところ、
そんなのを思い出すと、ちっとも作業がはかどらず。


困り果てた午前中でした。

だってみなさん、一生懸命踊ってくれてたんだもん。。。。。

こんなにわたし達を幸せにしてくれるんだもん。。。。。


静岡を発つ前は、ダンサーが帰ってしまうことのほうが寂しくてならなかったのですが、もはや兵庫にいたっては(というかホテルは大阪だったけども)
ボヤルチコフ版の見納めだという事実にすっかり打ちのめされてしまい、
そんなの最初からわかりきっていたことなのにねぇ。。。


だから逆に千秋楽のオデットがカーチャだったのはある意味救いだったのですよね。これが思い入れのあるオーリャやスーシャやイーラのオデットだったら、
そうとうわたし、、、落ち込んでしまったかもしれませんから。




しかし泣いてばかりいても仕方が無い!
とにかく手紙を書き終え、プレゼントもかなりやっつけ仕事ながら包み終わり、
ホテルを出たら「雨かよー!」。。。。。
仕切りなおしで、折りたたみ傘を取りに戻って、西宮に向かいました。


毎年千秋楽にしても、自分にとってのラストの公演でも、
逃げ出したくなるくらいに切ないのと怖いのとで綯い交ぜですが、
いつも「これをきちんと観なければ絶対に後悔するから」と言い聞かせて劇場へ向かっています。





すっかり憔悴しきっていましたが、
開演前に「スペイン=ミーシャ」事件でちょっとアドレナリンが分泌!(苦笑)

ってか、、、ミーシャがくるならモロゾフか!と思ったんですがね、カシヤネンコですか!!!!!!!

いいけど、いいけども(良くない人もいるでしょうが、)
わたしの関心はそれよりも
「カシヤネンコとか、、、、あわわわわわわ、、、、、カシヤネンコは黒だよね、
うん、ここは黒できそうだよね、、、、、、、
ということは、ミーシャは白だよね(涙涙涙)、、、、、
どうしよう、白は、白は、白はいかん!
ゴマカセナイ。。。。。」そっちに集中。
その時点で、ニーナとマックスがハンガリーとわかっていながら、
頭の中では何故か白いスペイン衣装のニーナがアンナさんの横にいて、
ぎゃー!!!!!!アンナさんと組むのはミーシャですか!?ってことは白ですか!?
と大慌て。


現実はミーシャとセミヨノワが普通に組んで、ミーシャは黒でした。
良かったよ、黒で!


というわけで、今後はもう観られないのが非常に残念なスペインの白黒コンビ。
(新版の衣装は白と黒じゃないからね)
これまでにミーシャもニキータもモロゾフもカシヤネンコも白黒両方観られたのに対し、とうとうサーシャの白は観られなかったなあ。

卒業式にも、あとで思い返すとなにかと悔やまれる点がありますが、
(お辞儀をしくじったとか、先生がよりにもよって卒業証書の授与で生徒の名前を読み間違えた、とか、記念写真が涙で腫れたおてもやんみたいな顔だとかさ)
このサーシャの白を観られずにボヤルチコフ版を終えるのは、ちょっと悔しいです。


・・・・って、全国のサーシャファンの皆様にとっては、ゆるすまじ、ミーシャ・スペインでしょうが、、、、彼もボヤルチコフ組なので、そこは見逃してやってくださいな。
posted by おロシア人 at 17:17| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マールイ 「白鳥の湖」 兵庫公演 キャスト

レニングラード国立バレエ
−ムソルグスキー記念/ミハイロフスキー劇場−
「白鳥の湖」
全3幕4場

2010年1月31日(日)15:00開演
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

キャスト
オデット/オディール エカテリーナ・ボルチェンコ
ジークフリート アルチョム・プハチョフ

ロットバルト ウラディーミル・ツァル
王妃 ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師 アレクセイ・マラーホフ
パ・ド・トロワ
  イリーナ・コシェレワ
  オクサナ・シェスタコワ
  ミハイル・シヴァコフ
小さい白鳥
  アンナ・クリギナ
  ナタリア・クズメンコ
  ユリア・チーカ
  マリーナ・ニコラエワ
大きい白鳥
  ダリア・エリマコワ
  マリア・グルホワ
  ユリア・カミロワ
  エカテリーナ・クラシューク
スペイン
  アンナ・ノヴォショーロワ(黒)
  オリガ・セミョーノワ(白)
  アンドレイ・カシャネンコ(白)
  ミハイル・ヴェンシコフ(黒)
イタリア(ナポリターナ)
  ナタリア・クズメンコ
  ニコライ・アルジャエフ
ハンガリー(チャルダッシュ) 
  ニーナ・オスマノワ
  マクシム・ポドショーノフ
ポーランド(マズルカ)
  エレナ・フィルソワ
  ユリア・カミロワ
  マリーナ・フィラトワ
  オリガ・ラヴリネンコ
  ロマン・ペトゥホフ
  パーヴェル・マスレンニコフ
  イリヤ・アルヒプツォフ
  アルチョム・マルコフ
ラッパ卒(特別出演)
  オリガ・ステパノワ
  アナスタシア・ロマチェンコワ
2羽の白鳥
  ヴィクトリア・ザリポワ
  ユリア・カミロワ

指揮:アナトーリー・リバルコ
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
posted by おロシア人 at 15:45| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年2月2日更新記事

@モスクワ音楽劇場ニュース
・・・モスクワ音楽劇場の日本公演公式サイトが更新していました。
エスメラルダ、白鳥の湖、セルゲイ・フィーリンのメッセージの動画を見ることができます。
喋るフィーリンに感動。。。。
舞台映像もとっても素敵です!

Aズヴェズダナ・マルティナ アンケート
ロシア語版はこちら
    アンケートのトップページはこちら
・・・・たぶんこれが今季最後のアンケートのご紹介です。
(受け取っても公開できないダンサーも多いんです。。)
彼女はもう随分長いこと日本に来てくださっていますが、
こうしてアンケートに答えてくださりとても感動しています。
ありがたいです!

アンケートを書いてくれたダンサーには、あらためてお礼状を書くのですが、
もし伝えたいメッセージなどがありましたら、コメント欄に投稿してくださいませ。
posted by おロシア人 at 13:17| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マールイ 「くるみ割り人形」 兵庫公演 感想A

第2幕
紗幕のアチラガワのお人形さんたち。
本日のひっくり返りで足を上げていたのはスペイン人形のニキータだけでした。
足オンパレードの日もおもしろかったですが、
ニキータだけっつうのもなんか、笑えましたね。
こういうのってやはりその場のアドリブと思うのですが、
「あれ?オレだけ?チクショーみんな、約束と違うぜ〜!」てな心境だったのでしょうか(苦笑)

ネズミキング、2幕もノリノリで下手に捌けていくときもずっと飛んでました。
そうそう、右サイド席だと下手にはけていくダンサーだけは良く見えましたが、
マラーホフパパとセミヨノワママもくるくるずーっと踊って幕に入っていましたね。

そこはいいんですが、せっかくのくるみ割り人形とネズミキングの上手側の人間階段場面は全くもって死角でしたので、
かろうじてトルマチョフがミーシャを登っているところは見えましたが、
ミーシャが子分に引き摺られていくところは全然見えず。。。。残念無念。。。。
まあいいや、、、踊りは観られたんだから、、、、、、


ディベルティスマン、ニキータのスペインはちょっとフィニッシュのお手つきが惜しかったですねえ。パルフョーノワはまだまだ余力ありって感じでよかったわ!

東洋の踊りはソリストは今回初めてこの役で観ました、セミヨノワ。
はー、こりゃ、難しいねえ、やっぱり。
良かったとは思うんですが、アンナさんのを見慣れてしまっていると、なんともはや。なんか、、、優しげ〜な感じだったよなー。
夏まつりで観た妙にオンナオンナしたアラビアンちゃんとか、
イサエワちゃんたちと一緒に来たムンムン色気たっぷりのアラビアンとか、
ああいう雰囲気ならばまだ「アンナさんとは全くベツモノ」として観られるんだけども。やはりこのてのスローな曲で振付に忠実でありつつ、かつ自分を出すのって大変なんだなあと改めて思いました。
脇のマルティナ、ラヴリネンコ、スヒフ、そしてルシーフもこれで大ラスですね!
オツカレサマでした!
ルシーフ、おかげで顔と名前が一致しました。
なんとなく、ロイヤルのダーシーをちょこっと弱っちくしたような面差し。
そして背が高い!足が長い!
他の舞台のときも、時々寂しそうというか素に戻ってる?ような時があるので、そこらへん、気を抜かなければもっと良くなるんじゃないかな〜。なにしろ背が高いから目立つのよ!


中国はクズネツォフとクズメンコ。
この日二度目の
「・・・・・・(*□*)!!!!!!」
ハラショー。
ナターシャ(クズメンコ)も出ずっぱりで、日によっては「えいや」って乱暴になってしまうときもあったけれども(そりゃーあれだけ毎日踊りまくってたら、足も綺麗に上がらない日もあるよね、、、、)、このラストの中国人形はとっても大事に踊っていた!(コーダの時もすごかった!!!!)
アレックス(クズネツォフ)もすんばらしかったです。
あなた、一体全体、何者ですかぁ、、、、と思ってしまう。
普通にやってても彼は凄いのですが、毎年日本ツアーの中で
「うわ、、、、、ボリショイっすか?」と思ってしまう瞬間があります。
兵庫の中国人形、とても良かったです。
こういうことができる人が、バックで踊っているなんて、まことにバレエの世界は厳しいですね。
彼も新しい版の白鳥の湖は、是非、「道化」役で輝いてほしいです。
チッポリーノでの彼も観たいですが、
日本のたくさんの観客の前で踊る、となると、どうしてもグランドバレエにはかなわないですから。。。
古いボヤルチコフ版との別れは辛いですが、
「道化」役はわたしにとってとても希望の元なんです。
これは小柄なテクニシャン組には「喉から手が出るほど欲しい役」なんじゃないかな、って。

葦笛はほんわか。まずまず良かったですね。
クリギナとティッカはまだ日によってバラつきがありますが、
彼女達には順調に伸びていってほしいです。
ラプシャノフは上手かった〜。

トレパック、頑張ってましたね。
ここは、やっぱ、、、難しいよね(苦笑)


ジゴーニュおばさんの踊り、ピエロとコロンビーナ、ハラショーでした。

花のワルツ。
いよいよ終盤です。
コール・ドのみなさんは御贔屓さんをはじめ、
とってもニコニコ温かく踊ってくれていましたが、
ちょっと残念だったのは、ペレンとマラトのグラン・パ・ッド・ドゥのときに、
脇で座っている女の子や男の子たち。。。
何人かは「しらー」っと素になっちゃってるのか、
何が気に入らないのか、
単に疲れているのか、
そこらへんはわからないのですが、、
いやもう、「つまんなさそう」に座ってるんですよ。
わたしの位置からは下手側の人たちしか見えませんでしたし、
おなじみさんたち(ツァルもサーシャもロマンも)や、4組のソリストたちは
ニッコニッコキッラキッラだっただけに、
舞台の上でのあり方の差が開いていて、
そこはね、最後まで気を抜かないでほしいなと思いました。
初めてバレエを観に来る人だっているんですから。。。。
そしてもしかしたらこれがバレエ鑑賞最後の人だっているかもしれないのですから。

たかだかバレエ、されどバレエ、です。

こっちの勝手な思い込みを押し付けてはいけないですし、
彼らにとってあくまでも「生活の手段、職業としてのバレエ」なのもわかっています。
でも、それだからこそ、ビジネスとしてのバレエ、きちんと極めてほしいのですね。
一期一会の舞台を大切にしてほしいのです。
あなた方のお仕事は観客に夢と感動を与えることなのですから。

とまあ、文句はこれくらいにして。
花のワルツの全体的な踊りはとても良かったですね。
やはりオーリャ&プハチョフっていいよな〜、と思ったり、
こういう時のカミロワって最高に美しいよな〜、とうっとりしたり、
やっぱりここでミーシャじゃなくてコリッパーなのは正解だな、とか
(でないとミーシャはプハチョフの横で踊る羽目になるからさ!
プハチョフの横で、同じ動きをなぞるのはかなり厳しいものがありますですよ。
白スペインどころじゃないですから、はい。)
どうしてここでのマスロボエフもモロゾフもすごくきちんと踊れるんだろう、
普段のピンで観る時の「あちゃー」はなんなんだろう、、、とか思ってしまったりね、するんですねえ、楽しいなあ、ここの花のワルツって。

ペレンとマラトのグラン・パ・ド・ドゥは、とにかくペレンがマラトのために優しく温かくすんばらしく踊っているのが手に取るようにわかりましたし、
マラトも緊張しつつも、ペレンをリフトするときはファンサービスも兼ねて思いっきり放り投げていたし、ま、踊ってしまえばなんとかなるさ〜、なにしろ踊りなれている二人だしね、という感じでした。
そしてマラトがえらかったなー、というのは、
わたしが観た都合4回+1回のくるみ割り人形の中で、
王子が一人でテーブルトップにマーシャを頭上でリフトできたのは、マラトだけでしたからね、えらかったですよね〜。
本来こうあるべきですよね〜。


うう、しかし、ペレン、もっとチュチュのボーンがしっかりした衣装にすればよかったのになあ。そうすれば、カバリエたちによるシャチホコとかさ、もっと見栄えがするじゃん?あの衣装が着たかったんですかね。。。
まあいいや、ここのプリマなんだから、衣装くらい好きにさせてあげたいと思うし、どんな衣装でもすごいテクニックで踊るんだからさ、文句言っちゃいけないけどさ。。。。。ハハハ(泣)。。。。。。


今回のくるみ割り人形でわたしが少しだけ不安だったのがマラトのタランテタラ(王子のソロ)。
あの難曲・難ソロをどう踊るのか、あわあわしていましたが、
そうかー、そういうテがあったなー、とはたと、膝を打ちましたね。
ピルエットでごまかす、、、ではないけれども、
はい、あんな難しいことにトライせず(ピルエットだって充分素晴らしいですが)、
観客の夢の世界をこわさず、タランテラを終えてくれて、とっても安心しました。
やれやれ。

だって、、、、難しいもん、タランテラ。。。。これをやれる人って限られるよね。

このソロが終わってからのマラトはいつもの明るい「陽」オーラが漂い、
ニコニコでした。


最後のコーダ、わたしはくるみ割り人形の場面の中で、ここがけっこう好きです。
くるみの中で好きな曲としてはアダージョと雪のワルツにかなうものはないのですが、場面となると、、、ここでのなんともいえない気分の高揚感と、終末への寂しさと、いろいろ綯い交ぜになって、ドキドキぢちゃいます。

ニキータのピルエットを観て、あー、サーシャの20日のピルエット、あれはすごかったなあ〜、と一瞬思い出しました。
いや、すごかったね、あれは。
そりゃ、舞台袖からの「ヒューヒューブラボー」も出るわけだよね。

中国の2人のコーダもすんばらしかった。
スタオベをここでしたいくらいだったけれども、そこは踏みとどまったワタクシ(笑)


お人形さんたちも花のワルツのみんなもはけて、
ペレンと王子がツリーにのみこまれて、
最後はマックスとトルマチョフの2人の場面で幕。。。。


1月に観るくるみ割り人形ってのもいいもんだな、と思いました。
ダンサーのみなさん、お疲れさまでした。

この日の公演では、中堅・ベテランクラスのみなさまの、
バレエ芸術に対するプロフェッショナルな姿勢のおかげで、
とてもワクワキラキラ楽しい思いで帰途につけました。。

とうもありがとうございました。。。。。。。
posted by おロシア人 at 12:18| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マールイ 「くるみ割り人形」 兵庫公演 感想@

兵庫公演のキャストはこちら
感想 零(開演前のあわあわした心境)はこちら

レニングラード国立バレエ
-ムソルグスキー記念ミハイロフスキー劇場‐
「くるみ割り人形」全2幕


第1幕
有名なくるみ割り人形の小序曲の後、
紗幕の前にさらに紗幕というか、うっすらとした手前の幕と、その後ろの雪の街角を描いた幕の間を、
シュターバウルム家に招かれたお客と子供たちが歩いて行きます。

さすがに右サイド席でこの場面はキツキツなので、オペグラでガン見(苦笑)。
サーシャ(オマール)が張り切って、お子様たちのお尻ペンペンやっていました。
お客様、というか親たちのメンバーは、バレエ団の中でも大きい子チームですし、彼らは本当にこういう場面でも生き生きと、時には「嬉々として」演じてくれるので、と〜っても見応えがありますね!

それはどのバレエ団でも同じで、日本のバレエ団にしても、バレエ教室の公演にしても、シニアの人たちや、先生方が、「このバレエを少しでも良いものにしよう」という心意気みたいなものが伝わってきます。
そういう「クリスマス・ギフト」のような親たちの場面ひとつとっても、
マールイではくるみ割り人形は人間が演じますが、いわゆる「人形」を使う版で
クララ(マーシャ)が心から人形を大切に扱う仕草ひとつとっても、
ここの「甘くて優しくて温かい雰囲気」、これこそこのバレエの一番大切なところだと思います。

今回の兵庫公演では、1幕ではみなさん実にすばらしく心を込めて演じ踊ってくれていましたが、ちょっと残念だったのは、2幕で花のワルツの女の子たちがちょーーーーっと、、、素に戻っていたことかなぁ。
せっかくお姐さん組兄貴組があんなにノリノリだっただけに、そこだけが、ちと残念でした。。。

ま、それはおいおい書くとして。

マックス(ポドショーノフ)のドロッセルマイヤーの登場で、やや少し涙ぐんでしまいました。いかんいかん。。。。こんなしょっぱなから泣いてどうするよ!ぢぶん!
(まーだいたい、どのバレエでもマックスが出てくるのがバレエの始まり、ってのが多いので、つい条件反射的に涙ぐんでしまったりするんですよね。
年の初めだと「ああまたマールイの新年が始まったわ!」でウルウルし、
ツアーの終わりごろだと「この毎回いつものコレも、残すところあと数回」でウルウルしちゃうのよ。)

結局くるみ割り人形は今季4回(+新春で1回)観ましたが、
あのドロッセルマイヤーとくるみ割り人形ともう一人のダンサーの
二人羽織ならぬ三人羽織みたいなところ、
そのくるみ割り人形じゃないダンサーって、結局ピエロさんなのかしらねえ。
ちょっとそこらへんは見えにくくてわからないのでした。


幕が上がってシュターバウルム家のクリスマスパーティーの場面。
お子様たちも観なければ、と思いつつ、どうしても親たちに目がいってしまいますね!そしてマラーホフパパとセミヨノワママの、なんと優しそうな雰囲気!
いいなあ、わたしもここの家の子になりたいよ。
(マラーホフさんは、とてもあの藩主と同じ人とは思えないデスね(苦笑)。
藩主は格好良くて素敵だけれども、あの家にお仕えしたら、すぐ手打ちにされてしまいそうだわ、わたし。)

フリッツはラプシャノフくん。
えーと、彼も今年たくさん観ましたが、「くるみ割り人形」ではフリッツ役が一番ですかね。(なにしろトルマチョフとクズネツォフ相手では「くるみ割り人形」役のハードルは高すぎる・・・)
葦笛もいいかな。こういう跳んで跳ねる系は、全く不安なく見られるダンサーでいいですね〜。兵庫でも元気に跳びはねてましたね〜。
ペレンとの身長差とか、サポートはどうなんだろうと思っていましたが、
そーんなに気にはならなかった、、、、っつうか、ペレンは勝手に一人でくるくるくるくる綺麗に回ってくれていた印象でした(笑)。

ペレンのマーシャ、これがもう、めちゃ可愛らしかったです!
お化粧も薄かったし(2幕はちょっとチーク濃かったけども)、
何よりも「嬉しい」ってのが伝わってきてですねえ、
「あー、もう、良かったね!ペレン!」とうなずきながら舞台を観ていました。
踊りに関しては全く問題なしですしね。

ひとつだけ不満を上げるなら、、、ドレスがピンクじゃなかったことデス。
くそぅぅぅ。。。なんでやねん!


マックスのドロッセルマイヤーの踊り、本当に難しい動きの連続で大変ですが、
とても素晴らしかったと思います。
もうちょっと彼に拍手をいっぱいしたかったなあ〜。
マックスを観て、親たちの濃い演技を観て、またマックスを観て、の繰り返しで忙しくて拍手のタイミングを逃してしまいました。。。。
親メンバーはツァル、サーシャ、マルティナ、スヒフ、ラヴリネンコ、アンナさん(ノボショーロワ)くらいまでは見えたのですが、あとは死角が多くて残念!

ピエロとコロンビーナの場面でようやく拍手〜♪

みなさんそうなのですが、ご自分の持ち役を丁寧に演じてくれていて、
(そりゃプロだから当たり前だけれども)
こういうのを観ると、「ここまで来てほんとに良かった!」と思いますね。


トルマチョフのくるみ割り人形は、そらーもう、
「・・・・・・(*□*)!!!」
お口あんぐりで観ておりました。
すごすぎるー。
名人芸ですね、素晴らしい!

この演出バージョンはかくもおいしい場面を全てくるみ割り人形役のダンサーに持っていかれてしまいがちですが、それにしても、やはり、それを踊るダンサーがまずもって文句なしの技術を持っていなければいけないわけで、
このバレエ団には小柄なれどもトルマチョフもクズネツォフも、そしてラプシャノフもいて、
我々観客は幸せだと思います。

マーシャとくるみ割り人形の踊りも良かったなあ。
また観たいなあ。

そんなんだから、王子を踊るダンサーってば、実に大変なんだよねー。

開演したばかりは少しウルウルしていたものの、
なんでしょう、濃い人たちの演技や極上の踊りを披露してくれるペレン、トルマチョフのおかげで、舞台の世界にすっかり入り込んで、ワクワクしていました。
泣いてる暇なかったし、余計なことも考えず、シャーワセだなあ、とうっとり。
ニヨニヨ。。。。

でもお客様たちの退場はやや寂しくなってしまいました。
か、帰らないでくれ〜!って(笑)
ママとパパの踊りがピアニッシモになってジャン♪!と終わってしまって、
「あー、もう終わりかあ。。。。」ってね。


夜中のネズミたちの登場の場面。
(みなさん衣装変え大変だったでしょうね。。。。)
残念ながら上手側の時計の音に合わせて登場する場面はすっかり見えなかったのですが、彼らネズミさんたちがフォーメーションを変えてぐるぐるやっている中で、かろうじてツァルとサーシャと女性ダンサーの何人かは見つけられました。
でもその後は、ずーっとネズミキングばっか見ていました。
(や〜、良かったですよ、東京の○○さん!
あなたにこそ、ミーシャのネズミキングを見てほしかったです。
いつも大好きなダンサーに対しても、駄目出しはしっかり厳しくされるあなたでも、
あのネズミキングなら、褒めてくださると思いますよ!)
ここでも自分の持ち役を大切にしてくれる姿を観られて感動しました。
踊りも、ツアー前半より断然良かったと思います。
ヤレバデキルジャン!
この欲張りなわたしが、後ろのネズミさんたちが全く目に入らず、
ずっとネズミキングばかり追いかけていたくらいですから。
あ、トルマチョフはかろうじて一緒に観ようと心掛けておりましたです!
そんでもって、和歌山での「うわー、火傷しそうだわ」な濃すぎる演技ではなく、
きちんと分をわきまえたレベルの濃さで、舞台の世界を壊してしまうほどではなかったし。

それからちょっと(ほんのちょっとだけど)太陽のネズミキングに似ていた〜♪
(いや別にそれだから好きというわけじゃないんですよ、はい。)
これはこれで嬉しい〜♪
ニヨニヨ。


というわけで、キングとくるみに心を奪われてしまい、
兵隊さんたちはまったくチェックできませんでした。。。。ゴメン。。。。。
なんとなく、コロンビーナとピエロがひっくり返っているところは覚えてますけども。


マーシャがネズミどもをやっつけて、倒れて、くるみ割り人形が王子に変身する所、、、、さぞやビッグライトだろうと思っていましたが、幸いなことに(?)上手側は死角になる座席だったので、そう違和感はなく。

マラトの王子は白いカツラも思ったよりは似合っていましたね。
ペレンとの踊りも、なんというか、一人で立っているとやや緊張した面持ちではあるものの、2人で踊っていると全然不安なく、幸せそうだし、(そりゃそうだよね!)ペレンがとーってもニコニコニコニコしていて、
「マラトがくるみの王子ですか?」と、当初思ったのは事実ですが、
「まあいいんじゃないか」という気持ちになって観ていました。
これくらいね、、、、ずっとツアー頑張ってくれていたんだから。。。。
最後くらい仲の良い2人で躍らせてあげようよって。
そういう見方というか、それはずっとここのツアーを観てきたから思うことなのか、
「くるみ割り人形」を心底愛していて、最高のものを求めている人にしたら、
このキャスティングはどう思ったのかわからないですが、
なにしろここの演出は、美味しいところは全てくるみ割り人形役が持っていってしまうバージョンだから、
真ん中の2人はよっぽどお互いが嬉しそうに愛情豊かに踊るか、
文句なしのパートナーシップを築いている2人とかじゃないと、
「このバレエからマーシャと王子の愛を感じた」などとはならないですものね。
ああ、全く何も知らない人が、マラトの王子をどう感じたのか、聞いてみたい気もしなくもないですが、まあそんなの、どうでもいいや。
だって、ペレンが嬉しそうだったからね、もういいんです。
ペレンの大大大ファンでないわたしですらそう思います。
へへへ。


雪のワルツの場面。

あーーーーーー、上手側にいるときのフィルソワが全然観えない。

このときはやや現実に戻り、翌日の白鳥の湖も右サイドの同じような席だったので、「チケット当日券で買いなおそうか」などと思ってしまいました。

まあそれは仕方のないことなので、フィルソワを追いかけるのは諦めて、
視界に入ってくるのを待つ形。
全体のフォーメーションは良く見えたのでよしとしなければ。
この舞台、けっこう奥行きありますねえ。
キャパも2000人のわりには、客席も舞台ももう少しこじんまりまとまっているように感じるのですが、実際はけっこう大きいんですよね。

雪のワルツの場面、最初のほうのマーシャとくるみが雪片を2人でぱぁって放るところ、ちょっと好きデス。
2幕でも同じ動作をするところがありますが、なんだかいいよね〜、ここ。

カミロワ、エリマコワも綺麗でしたが、ザリポワが可愛かったですねえ。。。
いいわ〜、ザリポワちゃん。
今年はニコラエワとザリポワとオスマノワが癒してくれた気がします。

1幕終わってのカーテンコール。
ネズミキングはすっかり役柄に入り込んだままでしたね。
満面の笑みのペレンとトルマチョフが可愛かったです。


(感想Aに続きます)
posted by おロシア人 at 11:35| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。