2010年02月10日

2010年2月10日更新記事

ようやく1月17日の「眠りの森の美女」の感想が仕上がりました。

まあほとんど自分のための覚書みたいなもんですが、
できるだけ、観に行った公演の感想は全部仕上げたいと、、
思っています。。。。
おいおいアップしていきます。

2010年1月17日公演「眠りの森の美女」関連
@「眠りの森の美女」感想@
A「感想A」
B「感想B」
その他
Cマールイダンサー 誕生日一覧
・・・昨年の記事に今年のアンケート結果を反映させました。
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マールイ 2010年1月17日「眠りの森の美女」感想A

感想@はこちら

第1幕
フィルソワ、ノヴォショーロワさん、フィラトワ、もう一人が結局わからなかったけれども、
あいかわらず楽しい編み物の踊り。
彼女たちが編み棒を持っているのを見つけて、
意外とここでは慌てつつも多少余裕ありげなマラーホフさんの従者に対して、
血相変えて血管プルプル、まるで狼に出会った赤ずきんちゃんのような、
湖畔のオデットのような「ぶるぶる」震えおののき、
プシューって、音がしそうなくらいに沸騰してしまったツァル、
今にも卒倒しそうで楽しい。
カタラビュット:「おまいら全員打ち首だぁぁぁぁぁぁl」
従者:「え?ええええ?わ、ワタクシも?????」
編み物ガールズ:「いや〜ん」(各々味のあるしなを作って倒れるところがツボ)
いやもう、ここでの編み物ガールズとカタラビュット&従者の場面、毎度のことながら楽しいですねぇ。
そして幕越しに4人の王子と王様王妃さまのやりとりもあって、
ここでのモロゾフとミーシャの「ん?なにか、事件ですかな?」という
「新し物好き、すぐ事件にちょっかい出すタイプ」な王子と、
わりとおすましでしれっとした、でも美味しいところはもらってきますよなシヴァコフの王子、
そして、、、とても地味な(ゴメン、でも16日よりは演技に参加していたような気はするよ)カシヤネンコ王子がしゃしゃり出てくるのですが、
4人とも前日よりパワーアップしていて面白かったです。

全然取り付く島もない国王へのとりなしを王妃さまに頼む役はミーシャで、
あれれ〜、シヴァコフ、ほんとにここでは大人しい演技だなあ、
なんだか大人になってしまったなあ、と思ってしまいました。
いいんだか悪いんだか。
うん、わかってはいるのですよ、いつまでもやんちゃなワンコ系のシヴァコフ王子でもいけないんだろうな、とは思います。
ちょっと寂しい気もしますが。
でもオーロラのエスコートはやはり彼でないと勤まらないんだよな、と実感した2日間だったんですよね。

去年の東京公演では
モロゾフ、ミーシャ、コリッパーとヤフニュークの日替わり、オーロラのエスコート役はカシヤネンコ
松本公演では
モロゾフ、コリッパー、カシヤネンコ、オーロラのエスコート役はミーシャ、
だったんですよね。
翌日にデジレを踊る人が4人の王子に入っていたり、
人数のそろわない日本のバレエ団でよくあるその日のデジレがここにも投入されていたりとか、
そういうのも「ちょっとしたリハーサルも兼ねて」いたり諸事情もあるだろうし、
それはそれで見ていて面白いときもあるのですが、
今年4人の王子に復帰したシヴァコフを見て、今回の来日メンバーでこの4人というのは、妥当というか、なかなか贅沢な4人だったなー、と感謝です。
(さらにさらに、この4人が濃くなってくれて、かつての大好きだった4人の王子みたいになってくれるといいなあと思います。きっとなれると思います。そのためには、カシヤネンコ、あなたが頑張ってくださらないと・笑)

王妃さまのとりなしで、事なきを得た編み物ガールズが退場し、ワルツが始まります。
2日目のほうがよかったと思いますが、やっぱりワルツは大変ねえ。
それでも子役を投入し、これだけ豪華にやってくださるのは感謝です。
見応えあります。


スーシャ(シェスタコワ)のオーロラ姫の登場!

か、かわいい。。。。。
キラキラ〜。。。。。。。

お砂糖でできたお菓子みたいで、もう、見ているだけで「全て許す!」そんな感じ。

いいよ、多少彼女の本来の出来からすればベストではなかったかもしれないし、
多少身体ががっちりしていたかもしれない、
それでもこれだけ踊れて、しかもキラキラに輝いているのだから、
オーロラ姫そのものだったのだから、
いいじゃあないか!

めっちゃかわいくて、4人の王子が「オレがオレが!」となるのも、
王様や王妃様や周りのダンサーがにっこにこになっているのも合わせて、
こちらまでとろける様な気分になれました。
というか、周りをあまり見る余裕もなく、スーシャばっかり見ていましたね。
ペレンもそうですが、主役オーラってすごいなあ。

ややや〜、スーシャに乾杯!ですわ。


前日はわたし、見逃してしまったのですが、この日はばっちり見ました、
シヴァコフの寝癖。。。。。。
(注;帽子をとったら後ろの髪がびよ〜んと跳ねているのです。16日も17日もはねていたことに。わざと?ではないと思いますが、何故?・笑)
オカメインコみたいでした(笑)

寝癖はともかく、やはり組みなれたスーシャのピルエットのサポート、お上手でしたね!ってかこれが当然でなくては困りますけどもね!
ほんとに、ここにシヴァコフが入っていなかったら、3回の「眠りの森の美女」の大切なローズアダージオ、魅力が半減してしまったかもしれませんもの。
(頑張れ、コリッパー&ヤフニューク!)


カラボスが差し出した紡錘を無邪気に喜んで手に取るオーロラと、
それを見てあわてふためく周囲、
ちょっと女の子たちのアワアワした様子だとか、
「姫様、それをこちらにおよこしあそばせ!」みたいな演技などは、
もう少し、もう少し、、、、わかりやすいといいなあと思いました。
王様たちが濃いだけにね。

ここでのスーシャの「うふ。いやぁよ。」な笑顔も、ええ、反則といいますか、
もう、怖いくらいの可愛らしさで、そりゃー誰も逆らえないよなあ、、、、。

カラボスの「毒が〜、だんだん〜、回ってきて〜、、、」の演技、秀逸でしたね!
ハラショーです。
マントを脱ぐところは、もう少し、ブレグバーゼさんを見習って、華麗にお願いします!ですけども。

4人の王子たちとのチャンバラも、みなさんノリノリでしたし、
4人のここでの「役立たず」っぷりも面白かったです。
本当に、この人たち頼りにならないんだもんね(苦笑)
カシヤネンコは前日サーベルで苦労していたからか、ずっと鞘をガシっと持っていたのがツボでした。
ミーシャが帽子を落っことしたのは前日だったか、この日だったか忘れちゃった。


ペレンのリラの精は、そうそう、今年はた縦ロールなしだったんですよね〜。
それも新鮮でした。
カラボスののろいを弱める魔法をかけて、お城全体が眠りにつきます。

ここでのリラのマイム、「オーロラは眠っているだけ」で終わってしまうのは寂しいですね。王子様が現れて、、、のマイム、復活しないかなあ。


感想Bへ続く
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マールイ 2010年1月17日「眠りの森の美女」感想B

感想@はこちら
感想Aはこちら

第2幕
や〜っぱり、シヴァコフはここでの貴族に入ってなかったですねえ、なんでですかねえ。

狐狩りの御一行(狐じゃないかもしれませんが)、ここでの大きい子チームさんたちの演技が濃くて素敵でした!
ノヴォショーロワさんもスヒフもミーシャも最高だったわ〜。

この場にはいなかったけれどもスーシャの極上の笑顔が彼らに伝染しているような、
そして彼らの「いい舞台にしたい」「どんな役柄でも真剣につとめる」そういう真摯な思いと、いい意味での「舞台を楽しむ余裕」がとっても良かったです。

ヤフニュークの王子の登場、うん、まずまず良かったのでは?
(と、控えめに言っておく・笑)
マラーホフさん演じる爺の「めかくし鬼ごっこ」で、つい王子に倒れ掛かってしまい、
「キャ、スミマセヌ、これはですね、えーと、その、、」の可愛い演技を
華麗にスルーしたヤフニュークさん、、、、
じいは繰り返し訴えていましたが(笑)、あれはヤフニューク流の王子としての演技なのか、余裕がなかったのか(苦笑)。
余裕なかったんだろうなあ〜。
それでも昨年のペレンとの眠り、松本でのサビーナとの極上の眠り、
そのちょうど中間ぐらいにはキラキラ輝いた素敵な王子様だったと思います!
(ファンでない人は「キラキラ輝いた」部分は差っ引いてお読みください・苦笑)

狩の御一行が去っていく場面、
みなさんの(特にノヴォショーロワさんの)ヤフニュークに向けた極上の笑顔が、
どう見ても「頑張ってね!」というエールにしか見えないという。。。。
ほんとみなさんの温かいハートを感じた場面でした。

この第1場での王子のソロを見て、
「ヤフニューク、スーシャのために体力温存してるな!」と思ったのはわたしだけではないはず!
かなり抑え目のペース配分でした。


第2場 〜夢の場〜
マールイのここの場面は衣装ともども、眠りの森の美女の白眉というか、、、
素晴らしい場面で大好きです。

リラの見せるオーロラの幻影と王子の追いかけっこもなかなか素敵でした。
コリッパーとペレンのときは、コリッパータイミング早すぎ、オーロラにおいつきそうなのに「姫はどこ?」って、、、、えー、そこにいるじゃん!となりかねなかったんですけどもね。

スーシャの半覚醒状態のようなオーロラもけして無表情なお人形さんではなく、
優雅で、でも1幕との演じわけもきちんとされていて、素晴らしかったです。
涙ものでした。


ですが、もう、ここからが、手に汗握るといいますか、
すっかりもう、保護者状態、例のリフトです、リフト!

あのオーロラの身体が斜め45度というのか、中途半端な角度で持ち上げなくちゃいけないリフト!

前日のコリッパーが軽々とペレンを持ち上げていたのに対して、
あのリフト!

もう、このときのヤフニューク及びそれを見守る我々ファン仲間さんたちの心拍数はいかほどのものだったかと!

「あ、上がった〜」はいいです。
よくぞ持ち上げた!と思ったのは一瞬で、
もう、頭上を仰ぎっぱなし、かなりプルプルきていたヤフニュークと、
さぞや怖かったであろうに全く平然としているスーシャを見守りつつ、
「どうやって降ろすんだ、アレ、、、、」と生きた心地がしなかったですねえ。

もう、この場面さえ乗り切ればあとは怖いもんはないさー、ってなくらい、
ここが心配箇所だったので、
とにかく何事もなく終わってやれやれです。

かなりね、スーシャがリハーサル大特訓してくれたと思いますね。
ほんとに、スーシャ、ありがとう。。。。。
絶対に、何度も落としたにちがいないもん。


ペレンとスーシャという2大プリマとノーブルなヤフニュークの並びは眼福でした。
そしてペレンとスーシャの力量を改めて実感しました。
2人には本当に感謝です、色々な意味を込めて!


ゴンドラに乗ってリラと王子がお城に向かう場面もとても優雅で、
(カーチャとコリッパーだと、「いざ出陣!なリラ+かわいいお小姓みたいな王子」であまり情緒がなかったのよね。。。)
ちょっとここで安心もあって涙ぐんでしまいました。
演奏にではなく。

第3場 〜呪いが解ける場面〜
カラボス、ちょっと年をとっている?
それでもまだ「オーロラは眠っているだけだって?ないない、嘘嘘、彼女は死んでしまったのさ!」などと余裕を感じさせていますが、
リラの匂いをかぎつけたのか、手下どもと一旦ひきます。
王子とリラの精、カラボス一味の闘い、
ファンの欲目もありますが、ここでのヤフニュークは「例のリフト」も終わった余裕からか、ちょっと自信あふれていて素敵だったわよ〜。
ははは。だって良かったんだもん!ここは褒めさせてくださいませ。
あっさりやられるカラボス、、、、サーシャ、熱演オツカレサマでした!
素敵なカラボスをありがとうね!
眠りから覚めた王子たちも王様王妃様家臣たちも、
和気藹々でいい雰囲気でした。
楽隊ちゃんたちも可愛かったです。


第3幕
ラッパ卒はプロームとシヴァコフ。

司会者はツァルで狼とのやり取りがツボ。


コシェレワのダイヤモンド、初めて見ましたが、上品な雰囲気のダイヤモンドでしたね。
宝石ちゃんたちは、前日のほうが良かったかな?
ううむ、とにかく宝石ちゃんたちはですねもう一花!って感じですかね。
これからに期待です。

白い猫と長靴を履いた猫はハラショー!
笑いも起きていましたね!素晴らしかったです。
白猫の美しさでは16日のゴルディエンコかな、でも可愛らしい、観客のウケのよさはクリギナに軍配、でしょうか。

ナターシャとニキータの赤ずきん&狼コンビも良かったですね。

フロリナ王女と青い鳥のパ・ド・ドゥは。。。。
うーん。
途中からコリッパー、空回り気味で、、、、
サビーナのご機嫌がどんどん悪くなるというか、表情が厳しくなっていくのが目に見えてしまい、
いや、個々の踊りはまずまず良かったのですがね。(なにしろもともとがお上手な二人だからさ)
当のコリッパーはノリノリで楽しそうに踊ってるんだ、そこらへんはもしかしたら、
ある意味マイペースでいい度胸なのかな、舞台人としてはプラスなのかもしれないけれどもね、相方さんの心情も察してあげないとねえ。
頑張れニコライ!

(それはコーダでもちょっと見て取れて、
なんだかグダグダだった青い鳥たちと比べて、
極上に光り輝いていた、以前なら、舞台のどこかがほころびていたら動揺してたであろうヤフニュークが自信満々にっこにこで
。。。。。周りに気を配るどころじゃなかったのかもしれませんが・苦笑、
これもスーシャのおかげなのかな、とか思ったりしちゃいましたね。。。)

人喰い鬼さんと奥さんもノリノリでした。
奥さんもなかなか芸が細かいですよね!


前日の主演お2人さんはカツラ無しでしたが、
この日は是非ともと切望していたスーシャとヤフニュークのカツラ!
なにしろこの2人はものすんごくこの白カツラが似合うので、
カツラと純白のドレスで出てきてくれたときは嬉しかったです。
とてもキッラキッラで、極上の笑顔で、素敵でした。

お隣に座った方がとても厳しい意見を幕間にブツブツ言う方で、
「ほんとにこの2人は合わなさすぎ!」
と仰っているし、まあそれはたしかに、どんなにファンが「いいな」と感じても、
冷静に観たら体格的にまず無理だよなー、なのはわかっているだけに、
ちょっと切なくなっていました。

また遠くの席で見ている人にはヤフニュークの笑顔は大人しいいだろうし、
まだまだ余裕たっぷりにはうつらないし頼りなく物足りなくも感じるんだろうな、
というのもわかっているので、その点でもね、ちょっぴりナーバスになっていました。

だけども、近くで観た限り、スーシャもヤフニュークもキラキラで、とっても幸せな雰囲気が伝わってきて、涙が出てきちゃいました。
ヤフニュークは去年より断然自信が出てきていると思いました。
踊りに関しては、2人とも個々の踊りは全く問題なし、
ピルエットのサポートはほとんどスーシャの力で乗り切っていたけれども、
去年の人見知りで気弱な彼だったら、もう、最初の「おっとっと」ですぐ動揺しちゃってそのあと台無しになりかねなかったであろうに、
ここも終始エレガントに、笑顔で(注;あくまでも本人比、ですが・笑)踊っていたし、ブラボーです。
ほんとに、、、、スーシャさまさまで、彼女の力なくしては、この素敵な結婚式の場面は成り立たなかったと思いました。
ありがとう、スーシャ!

そしてそのスーシャ同様、周りの(ソロで踊らない)お客様たちの温かい雰囲気がすばらしくて。
主役を見守る笑顔も最高でしたし、観客へのハートも伝わってきたし、
(プハチョフは連日ルンルンなお客様だったしね〜)
この日はあらためて、ここのバレエ団のファンでいてよかった、
舞台を観に来て良かった、と感じましたね。

「眠りの森の美女」の主役が自分の大好きなカップル、っていうのは、
そうそう滅多にはないことなんです。
「白鳥の湖」ならば上演回数が多い分まだチャンスはありますが、
眠りでもドンキでもバヤデルカでもジゼルでも、
特に事前にキャストが出やすい東京公演では、こういう幸運はなかなかないんです。
今回のスーシャ&ヤフニュークという組み合わせは、体格の問題からしても、
もしかしたらもう見られないかもしれないし、その上、(これはファンだからというのもあるかもしれませんが)とても幸せになれる素晴らしい舞台だったので、
観られたこと事態にも大感謝です。
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マールイ 2010年1月17日「眠りの森の美女」感想@

さてさて、だいぶ時間がたってしまいましたが、
1月17日の「眠りの森の美女」の感想です。
ブログの文字数に制限があるので、毎度のことながら記事を分けてのアップになります。

キャストはこちらです

レニングラード国立バレエ
―ムソルグスキー記念/ミハイロフスキー劇場―
「眠りの森の美女」
‐全3幕 プロローグ付き‐

2010年1月17日13:00開演
Bunkamura オーチャードホール
観た場所:13列目 ほぼセンター


昨年から続く「日本での若手育成」なのか、芸術的な理由なのか、
そこはこちらとしてはうかがい知れない劇場サイドの都合なのでしょうけれも、
プハチョフ、来ていないシャドルーヒン(マールイ引退の噂もあるけれども、まだ公式サイトに名前は残ってますね)、そしてシヴァコフではなく、たった2回の東京での「眠りの森の美女」のデジレ王子はコリパエフとヤフニュークでした。
その2日目のヤフニュークのデジレ王子の日です。
オーロラ姫とデジレの組み合わせは
初日:イリーナ・ペレン&ニコライ・コリパエフ
2日目:オクサナ・シェスタコワ&アンドレイ・ヤフニューク
昨年はこれの全く逆だったんですよね。

あれから1年たちました。
去年も思ったのですが、スーシャ(シェスタコワ)の技術と芸術的センス、そしてマールイの中ではかなりしっかりした体格を考えると
「シャドルーヒンやプハチョフ、そして普段よく組んでいるシヴァコフを抜かすと、、、、彼女はモスクワ系の(ガタイの良いのも含めて)ダンサーと踊るほうが合うんじゃないかなー。
というか、そういう人と組む彼女を観たいなー。」
なんてね。
(だから去年は「カニスキン、カニスキン、カニスキン〜」と勝手に期待しちゃって、それはあえなく砕け散ったんですけども)

そしてマールイの2009年/2010年日本公演のチケット売り出しがはじまり、
王子役が決まるにつれ、
昨年とは全く逆のペレン&コリッパー、スーシャ&アンドリューシャときて、
アンドリューシャ(ヤフニューク)もモスクワ系だし、
わたしの勝手な思い込みの(ほんとにこれは全くもってわたし個人の思い込みですので)芸術的なセンスなんかは、案外この2人は似ているんじゃないかな〜、とか思っていましたので、
うん、いいんじゃないかな、芸術的にはね、


問題なのはリフトと笑顔と包容力だけど




って、、、、、それってほぼ全部心配っつうことじゃん。。。。。。


見た目(カツラは異様に似合うから、この2人)だとか個々の踊りだとか、
そういったことは全く心配していませんでしたが、とにかくリフトが、、、、
サポートはきっとスーシャと踊るからには、日々鍛錬したであろうけれども、
信じているけれども(っつうか信じたかったというか)
とにかくリフトが、リフトが、リフトなわけで、リフトならねども、リフトする時、リフト?せねば、、、
一人ホテルで5段どころか100段くらいリフト活用し、
心の中で最悪のパターン(ピルエットで傾かせる、リフトで落っことす、スーシャが般若のような面相になる、、、、、)のフラグを立てまくっては回収し、
不幸なことに、初日のコリッパーがかなりやらかしてくれちゃったから、
それをそっくりそのままスーシャとアンドリューシャでなぞってみたり、




いやもう、なんでこんな心配をしなきゃならないんだろう。
仮にも相手はプロのダンサー、そして自分が応援している、大好きなダンサーなわけだし、
信じていないのか、ぢぶん!!!って、少々自己嫌悪にもなりつつ、




まるで受験生の母のような心境であまり眠れずに当日を迎えたのでありました。


プロローグ
この日も配役表はミスプリというか、最初っからマラーホフさん一本だったのだと思うのですが、
従者はアパシキンではなくマラーホフさん。
ごめんねアパシキン!と思いつつ、2日ともマラーホフさんで嬉しかったですねえ。
ついでに妖精もキャスト変更というかミスプリだったらいいね、、、とよからぬ期待をしちゃいましたが、この日はオーリャ(ステパノワ)が勇気の精に入ることはなかったです。
でも元気の精はオリガ・アストレイコではなく、前日同様にサビーナ・ヤパーロワでした。
やはりまだエリマコワ、ティッカ、クリギナだけでは地味なので、プリマクラスを投入しないとつまんないですね、サビーナが入ってくれて良かったです。
ツァルの式典長とマラーホフさんの従者コンビ、2日目もとてもノリノリで、
小鼻ピクピクもので従者をしかりつけるツァルも、
「絵に描いたような」ガックシ。。。。。くすん。。。。。。なマラーホフさんも、
もう、彼らにばかり目がいってしまって困るくらいの大熱演。
でも悪目立ちすることなく、周りに溶け込んでいて、本当にお上手でしたね〜。
ハラショーでした。
リラの精は東京の初日のオーロラ姫を前日に踊ったばかりのペレン。
いろいろ大変だった前日と比べて、リラックスして、美しいリラの精でしたね。
疲れも見せずにしゃんとした踊りで素晴らしい。
やっぱりペレンのレパートリーではリラが好きだなあ!
いつまでもこれは踊ってほしいなあ。たのんます。




ダーリャの優しさの精は2日とも優雅で柔らかくて可愛かったですね。
スズランのお花と白とグリーンの衣装も可愛らしいし。
2羽の白鳥や大きな白鳥は時々「元気な白鳥」になってしまう日もありますが、
このほんわかゆったりめの難しい踊りを綺麗に踊る姿はいいですよね。
大事な妖精のヴァリアシオンの一発目で、ちゃんとお役目も果たしてくれて、嬉しい限りです。
元気の精のサビーナは、あー、やっぱり上手いよねえ〜。
彼女がワルツなり、小さい白鳥なり、こうして妖精に入ってくれると「締まる」というか、
安心して観ていられますし、そしてやはりきちんとした技術を持っているというのは当たり前だけども大切なんだなあと。
あとは彼女は「華やかさ・派手さ」さえ身につけば、すごいと思いますね。
上手いけれどもちょっと地味かな、、、っていうこともまま、ありますので。
まあその地味さを補って余りあるくらいの技術があるわけですが。
ティッカちゃんはねー、うーん、いいんだけどもねー、そうねー、
次回に期待!ってことで。
可愛いし光るものを持っているけれども、昨年ほどの「キラキラ」があまり。
プロのダンサーへの移行中、といった感じでしょうか。
クリギナは良かったと思います。
クラシュークはやや印象が薄いかったかな?丁寧に踊ってはいたんですけども、、、、。


サーシャ(オマール)のカラボスは、すっごく良かったですね!
昨年のカラボス・デビューもとても良かったですが、さらに進化してたと思います。
演技も踊りもわかりやすくて素晴らしかったですね。
リラにはからきし弱いっつうのもわかりやすいし(笑)
細い身体全身を思い切り使って、とにかく踊りまくるし、
一応悪役のボスらしく「舞台を楽しんで余所見をするとか余計なことをしたり」する暇はないし、
観客の目を虜にしている時も、そうでないときも、カラボスそのもの以外、何者でもなかったし、
ついでに手下どももアクティブでよかったし、
いやー、楽しかったわ〜。
マックスのカラボスが正当派な(?)おばあさんカラボスなのに対して、
意地悪なオバちゃんというか、オネエっぽいというか、
カツラもなんだか「???オバサンパーマとリーゼントとソリコミを足して3で割ったような????」感じなんだけども異様に似合ってたし。

つい最近、お友達のご好意で、昨年の「ジゼル」の映像を見ることができましたが、
そこでの従者にしろ、他の日に踊ったもやしっ子ハンスにしろ、ほわわ〜としていたのに比べると、ものすごく自信や「観てちょうだい!」というものが伝わってくるし、彼もこの1年でものすごく成長したんだなあと感じました。
(あとは、「白鳥の湖」のスペイン、彼のスペインはとても好きなんですが、キメポイントがちょっと違うかな?と思うところもあるので、そこらへんがどうなっていくのか見守りたいですね。とはいっても新版ではどういうスペインなのかわかりませんが)

ツァルのカツラをむしる場面、
ここでのツァルとオマールのやりとりも
カラボス:「こっちにおいで」
カタラビュット:「ひいぃぃぃ〜」顔に縦線どよ〜ん
カラボス:「フォ〜ホッホッホッホ」高笑いのエコー)
そしてその周りでワタワタあわあわするマラーホフさんの従者がなんとも面白くて、笑いをこらえられませんでした。

カラボスが招待客から漏れていた責任を、ちゃっかりしっかりカタラビュットになすりつけてしれっとおすまししていた王様&王妃様もさすがにここではカタラビュットに同情的な雰囲気。
マラトの王様の役作りはとても好きです。
ロットバルトよりこっちのほうが抑えがきいていていいですね。
抑えがきいていても、充分キャラは立っているし、素敵だし。
ツァルが血管ぶち切れそうなくらいに激しく自責の念にさいなまれているのに対して、王様らしく「ううむ、ゆゆしき事態だ。。。」という感じなの好対照でいいなあと。

オシポワのちょっとどこか天然なお嬢様っぽい王妃様も好きでしたが、
マルチナの「立てば芍薬すわれば牡丹歩く姿は百合の花」な美しさをフルに生かした王妃様もパリコレのモデルみたいで素敵です。
あれですねー、ロイヤルのマクゴリアンともども、わたしの中では
「この世で一番美しい女王様」です。はい。

妖精ちゃんたちをさんざ威嚇しまくっていたカラボスですが、
天敵のリラにはからきし弱く、あっさり子分たちに連れられて退散です。
そうよね、だってペレンのリラは、カーチャとは別の意味でムテキングですから!

(感想A第1幕に続く)
posted by おロシア人 at 23:05| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マールイ お誕生日一覧

昨年の一覧に今年のアンケートの結果を追加しました。

 1月 3日 アルチョム・プハチョフ
 1月 7日 マクシム・ポドショーノフ /ロシアのクリスマスです。
 1月20日 サビーナ・ヤパーロワ
 1月30日 ドミトリー・ルダチェンコ
 2月 4日 オクサナ・クチュルク(クチュルクも入れちゃいました)
 2月23日 イリーナ・ペレン
        デニス・マトヴィエンコ
 3月 3日 マイレン・トレウバエフ
 3月17日 キリル・ミヤスニコフ
 3月19日 マラト・シェミウノフ
 3月24日 エレナ・ニキフォロワ
 3月29日 アンナ・フォーキナ
 4月 1日 イーガリ・フィリモーノフ
 4月10日 エレナ・スヒフ
 4月25日 ミハイル・ヴェンシコフ
 4月29日 アンドレイ・ヤフニューク
 5月 1日 デニス・トルマチョフ
 5月12日 ニコライ・コリパエフ
 5月24日 アンナ・ノヴォショーロワ
 5月31日 ミハイル・シヴァコフ
 6月 4日 アンドレイ・ブレグバーゼ
 6月19日 タチアナ・ミリツェワ 
注;一部の方から問い合わせがありましたが、以前ダンスマガジンのインタビューでは7月19日となっていました。
6月と7月はイユーニャとイユーリャで、聞取りにくいですし、筆記体でも混同しやすいですが、
今回のアンケートでご本人が数字で19.06と書かれていましたので6月19日で大丈夫だと思います。
 7月 4日 エレーナ・コチュビラ
 7月19日 ウラディーミル・ツァル
 7月25日 アントン・プルーム
 7月30日 アレクサンドル・オマール
 8月 6日 ダリア・エリマコワ
 8月 7日 ロマン・ミハリョフ(ミハリョフも入れちゃいました)
 8月14日 イリーナ・コシェレワ
 8月15日 アンドレイ・マスロボエフ
 9月 7日 ズヴェズダナ・マルチナ
10月 9日 オクサナ・シェスタコワ
10月 6日 アリョーナ・コロチコワ
10月10日 ダニール・サリンバエフ
10月18日 アンドレイ・クリギン
11月13日 ドミトリー・シャドルーヒン
11月25日 アナスタシヤ・ロマチェンコワ
12月13日 エレーナ・エフセーエワ(サニーも入れちゃった)
12月29日 オリガ・ステパノワ
posted by おロシア人 at 19:42| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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