2010年05月12日

国立モスクワ音楽劇場バレエ 「白鳥の湖」 4月17日マチネ 感想@

2010年4月17日(土) 12:00開演
渋谷 オーチャードホール
観た場所:2階左側張り出し席 
国立モスクワ音楽劇場バレエ(以下ダンチェンコ)「白鳥の湖」
この回のキャストはこちら

ダンチェンコの「白鳥の湖」。
クラピーヴィナ&スミレフスキー祭りのはずの当初の予定がクラピーヴィナのおめでたによるキャスト変更で、スミレフスキーの出番はこのマチネだけになってしまい、急遽追加購入したチケット。

ぼやぼやしているうちに前売りではB席しか残っておらず、とりあえずそれを確保してから渋谷入り。

チケット引き換え窓口に行ってみたら、当日券でまだ好みの席が残っていることがわかり、「こっちにできますか?」と聞いたら快諾してくれて助かりました〜。(まあ購入前だったのとランクアップだったからなのだとは思いますが・笑)

オーチャード2階の左ブロックの張り出し席というのでしょうか、あのジェットコースターみたいになってるところです。
ここはオーチャードの2階の中でかなり観やすいところですし、
とにかくこのマチネの第一というか唯一といいますか、お目当てはスミレフスキーといってもいいくらいでしたから、王子が見えなくちゃ意味が無いわけです。

んが、あとでわかったのですが、
「王族は上手(右ブロック)にいるはず〜♪
左上の席から上手に座った王子をガン見〜♪」する予定が、
この版では王子と母后は下手に座っていたのでした。。。。。
まあ、そりゃー、1階ならば正面でたっぷり観易いかもしれませんが、
上からだとねえ、観易いようでそうでもないというか、、、、
いや、思ったよりは観えるんだけどもね、、、、
まあどっちにしても、当日券で「おお!ここが残っているとは!!」という席はそこしか無かったんだから贅沢言ってはいけません。

会場入りして「キャスト変更無し」を確信してようやく安心。

プロローグ
ガラの時はパンフレットの写真から推察するに指揮者のコロボフとグリシャニンを逆に勘違いしていたのですが(あのパンフレットのコロボフの写真はソ連時代、彼が20代の時の写真にちがいない!)、
エスメラルダのときに「・・・・・・アレ?ち、違った?」と判明したコロボフさん。
お顔はどことなくチャウチャウ・ロマン・ザレツキーのよう、
体型はクマちゃんのような感じで、髪型はところどころくるくるした金髪おかっぱ頭、コスチュームはホワイトタイではなく、タキシードだったと思うんだけども、そこらへんはちともう覚えておりません。赤いサッシュだかポケットチーフだか何か赤いものもお召しだったような気もします。

舞台直後の感想でも書きましたが、実にオーケストラのみなさまは「熱血踊りまくり」の人が多くて、弦のプルトはエコノミー来日バージョンのせいなのか若干少なかったものの、ロシアのオケらしい爆裂っぷりが好ましい演奏でした。
ハープさんの歌い踊る感じが非常に素晴らしかったのも印象的でしたが、
とにかくオケメンバーを圧倒していたのは、指揮者のコロボフとティンパニさん。

プロローグからかっ飛ばしていましたね(苦笑)



舞台ではピンクのロングドレスにティアラをつけたセメニャチェンコ演じるオデットが白い花を摘んでいる光景が繰り広げられています。
上手側の岩場の花を摘もうと岩場に上がるオデットを高い位置で待ち構えていたロットバルトが大きな翼で捕らえしまい、白鳥にされてしまう場面。
かなり大きな翼で、翼そのものをつけてあちこち移動できるシロモノではなくおそらくあの翼は据え置き型?
ロットバルト役のダンサーはまるで小林幸子か美川憲一かのように、衣装装置と我慢大会をしなくちゃいけなさそうですね。
舞台奥の湖のセットに、白鳥が湖面をわたるところでプロローグは終わりますが、このつくりものの白鳥がサイズ的にも、動き的にもちょうど良い感じでできていて、今まで見たお人形さんの白鳥の中で、一番自然というか、雰囲気を壊さない感じでよかったです。
急にでっかい白鳥が出てきたり、妙にスローすぎたり逆にハイスピードで湖面を移動するようなのと違って良かったなあ、と。
(たしかダンチェンコは劇場の火災でいろいろ装置や衣装も燃えてしまったそうですが、白鳥ちゃんも新しくしたのでしょうかね?
なんにせよ、白鳥ちゃんたち、好もしい造りでよかったです。)


しかしなんでまた、コロボフの指揮台はあんなに高く設営されていたんでしょうか。グリシャニンのときはどうだったのか、もはや確かめようがないのが悔やまれますが、通常指揮者は頭か肩から上ぐらいがオケピットから見えていると思うんだけども、コロボフは優に胸から上がくっきり見えていたような。。。
そんでもって激しく動きまくるから、前列の人はさぞかし「。。。。。。アノー観えないんですけど〜。。。。」だったと思います、はい。

そしてティンパニです、ティンパニ!
ガラやエスメラルダでも「打楽器すごーい!」と思っていましたが、いやあ、上から観るとこんなに楽しいとは、あまりにもティンパニと指揮者が面白すぎて、舞台を観るのがおろそかになるくらいでした。

p(ピアノ)の時はあくまでも優しく奏でつつ、ff(フォルティッシモ)のときはすんげーフォルテで、フォルテ8倍強!な感じ。
「う・る・さ・い・よ」という方も中にはいらしたかもしれませんが、わたしはこれぐらい元気な感じが好きです。

トゥッティでがんがんティンパニを叩いた後に、そぅっとそぅっとそーっっとバチを置いて、あの大きな身体をちょこっとちぢめながら舞台をちらっと見つめるティンパニさん。。。。か、かわいいというか、なんというか、もう大好きー!!
posted by おロシア人 at 11:46| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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